浜益観光まちづくり推進協議会

冬の荘内藩陣屋跡に行ってきました♪

先日行われた「観光ガイドテクニック入門講座」の実践編として寒風吹きすさぶ中、国の指定史跡でもある荘内藩陣屋跡を訪れました。

荘内藩陣屋とは江戸時代末期、幕府の命によって北方警備を任じられた荘内藩によって開拓された集落です。1859年から戊辰戦争が起きる1868年までとわずか数年の短期間ながら江戸時代の「侍」たちの痕跡が残る北海道では数少ない歴史遺産です。

当日は海からの浜風が強くとても寒かったのですが、雪深くシーンと静まり返った陣屋跡に足を踏み入れた途端、ピタッと風が止みました。陣屋跡一帯は四方を小高い丘に囲まれており浜風を完全シャットアウト。先人たちもきっと寒い風が嫌だったんだろうな〜と納得の立地です。

今回の受講生でもあり、荘内藩陣屋研究会の主要メンバーでもある佐藤睦さんを筆頭にさらに奥へと進みます。歩いてみて思ったのが、藪を漕ぐこともないし虫もいないので、冬場の方が歩きやすいかも。

東川市でネイチャーガイドを務める今回の講師・鳥羽晃一さんによる敷地内にいる動植物についてのレクチャーもあり、「歴史✖️自然」という観光ガイドにおけるの新しい切り口も見えたような気がしました。

観光客がめっきり減ってしまう冬場ですが、人の気配がない静寂さと白一色に染まった風景は一見の価値があるかも。夏もいいけど冬もいいですよ。ぜひお待ちしています。