夜のいきもの観察会をおこないました
9月12日(土)、浜益区内の子どもたちを対象に「夜のいきもの観察会」をおこないました。
雨が降るかな降らないかな、というあやしい予報にひやひやしていたものの、当日は曇り空でしたが雨には当たらず決行できました。
今回は札幌のNPO法人EnVision環境保全事務所のみなさまと、北海道希少生物調査会の寺島さんにサポートいただき、コウモリ探しを。
浜益にはコウモリが生息しているのですが、あまりお目にかかることはありません。それは子どもたちも同じで「コウモリ見たい!」と張り切っていました。
まずは屋内でコウモリの生態について学びます。寺島さんがコウモリの住んでいる場所や食べるものなどをひとつひとつ、子どもたちに聞きながら進めるのですが「コウモリはヘビを食べますか?」「かじられたら痛いですか?」など、それはもうたくさんの質問が飛び交いました。
それが終わるといよいよ「バットディデクター」というコウモリ探知機が登場。
コウモリの周波数に合わせると、近くにいるときに音が出るものです。懐中電灯も持って、いざ外へ!
班に分かれて、あっちかな、こっちかなと探し回ります。何となくトントンと機械が音をキャッチするのですが「これは虫の声だね~」とスタッフさん。
少し足をのばして、山の中にある神社まで行きました。真っ暗な道のりですが、みんなで歩けば怖さも吹き飛ぶようで子どもたちは元気いっぱい。
すると、みんなのバットディデクターがコウモリの鳴き声をキャッチ!
懐中電灯で木々の中を照らしていると、コウモリが飛んで行く姿があったようです。「いた!今いたよ!」という声がちらほら。
全員がコウモリの姿を見られたわけではないのですが、鳴き声が聞けたこと、友達と夜道を歩いてコウモリ探しをしたことは楽しんでもらえたようです。(コウモリ見れなかった・・・と落ち込む子もいてごめんねですが(泣))
子どもたちを連れて夜道を歩くこと、絶対に事故を起こさないよう気を引き締めていましたが、同伴してくれたお父さんお母さんが多かったおかげもあり、そして小さい子をしっかりと見守ってくれた中学生のお兄ちゃんたちにも助けられ、無事に終わることができました。スタッフさんももちろん、みなさまのご協力に感謝です。
せっかく自然豊かな土地に暮らしているので、来年もまた自然をからめた子ども向けイベントを考えたいと思っています。またの参加をよろしくお願いします!
(渡辺)
- 2020年09月13日 日曜日 16時57分
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